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【高卒と大卒の生涯年収】賃金の差は?平均では?大企業と中小企業の差は?

高卒と大卒の生涯年収 差はいくら 転職

高卒と大卒のサラリーマン、入社してから定年退職まで働いた末、手にする生涯年収が多いのはどちらでしょうか?女性と男性とでは差額はどの程度でしょうか?

働いている期間は、高卒社員の方が大卒社員より4年間も長いため有利ですが、初任給は大卒社員の方が高卒社員より高いため生涯で計算すると微妙です。

中小企業と大企業など企業規模の違いにより、生涯年収の学歴格差はますます拡がるのか、それとも逆に縮まるのか、転職を考えている方は気になることでしょう。

記事では、信頼できる公的機関のデータを元に、学歴別・男女別・業界別に生涯年収を集計し紹介しています。

さらには、従業員数による企業規模別に高卒と大卒の生涯年収を集計し、中小企業と大企業における生涯年収の学歴格差の実態を報告します。

給与が気になる方にとって、転職するなら中小企業か大企業か、どの業種の年収が良いか、参考になること間違いありません。

この記事でわかること
  • サラリーマンの生涯年収が男性・女性別にわかる
  • サラリーマンの生涯年収が高卒・大卒別にわかる
  • サラリーマンの生涯年収と生涯支出の差額がわかる

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│男性

高卒と大卒の生涯年収の違い│平均で比較を紹介します

高卒と大卒の会社員、働いている期間は高卒の方が長い、初任給は大卒の方が高い、では定年まで働いた時どちらの生涯年収の方が高いのか気になります。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構から発行された「ユースフル労働統計 2021」のデータを元に集計した結果を紹介します。

最終学歴が高校卒と大学・大学院卒の従業員に分けて、男性の生涯年収を集計した結果は次の通りです。

学歴男性学歴による差額
高校卒2億1,280万円
大学・大学院卒2億6,910万円+5,630万円
男性の最終学歴による生涯年収

男性の高卒と大卒で生涯年収を比較すると、大卒の方が勤務期間が4年短いにもかかわらず、6,000万円ほど多くの収入を得ています。

例えば高卒男性の生涯年収を勤務期間42年間で均等割すると1年当たりの年収は507万円、大卒との差額5,630万円は11年分の年収に相当します。

大卒は生涯の勤務期間が高卒より4年短いにもかかわらず、高卒の十数年分相当の年収を上乗せした生涯年収を得ている、これが学歴差による生涯年収の実態です。

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│女性

女性の生涯年収の平均を高卒・大卒で比較

最終学歴が高校卒と大学・大学院卒の従業員に分けて、女性の生涯年収を集計した結果は次の通りです。

学歴女性学歴による差額
高校卒1億5,230万円
大学・大学院卒2億1,730万円+6,500万円
女性の最終学歴による生涯年収

女性の高卒と大卒で生涯年収を比較すると、大卒の方が勤務期間が4年短いにもかかわらず6,000万円ほど多くの収入を得ています。

大卒の方が6,000万円ほど生涯年収が多いのは、男性の場合と同じ傾向です。

高卒女性の生涯年収を勤務期間42年間で均等割すると1年当たりの年収は363万円、大卒との差額6,500万円は18年分の年収に相当します。

男性の場合は11年分の年収に相当することから、高卒と大卒の格差は女性の方が大きいと言えます。

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│サラリーマンの業種

サラリーマンの業種による生涯年収の平均を高卒・大卒で比較

平均では高卒より大卒の方が多い生涯年収、サラリーマンが高卒が大卒との差額を小さくするには、給料が高い稼ぎやすい業種で勤務する方法があります。

そもそも学歴により稼ぎやすい業種に違いがあるのか、学歴別・男女別に生涯年収が多い業界TOP5を紹介します。
※年収指標とは、全体平均を100とした数値です。

男性
順位
高卒 男性年収指標大卒 男性年収指標
1電気・ガス・熱供給・水道140.5金融業、保険業124.8
2金融業、保険業132.2学術研究、専門・技術サービス業114.2
3情報通信業129.1医療、福祉110.7
4学術研究、専門・技術サービス業114.7情報通信業
不動業界、物品賃貸業
教育、学習支援業
102.9
5建設業109.2
男性版 最終学歴別 生涯年収が多い業種TOP5
女性
順位
高卒 女性年収指標大卒 女性年収指標
1電気・ガス・熱供給・水道146.5情報通信業111.7
2情報通信業123.2学術研究、専門・技術サービス業111.1
3金融業、保険業120.4電気・ガス・熱供給・水道107.1
4学術研究、専門・技術サービス業115.3教育、学習支援業106.3
5教育、学習支援業110.0金融業、保険業102.6
女性版 最終学歴別 生涯年収が多い業種TOP5

男性・女性とも高卒・大卒の学歴により、生涯年収が多い業種に違いがあります。

高卒では男女ともに稼ぎやすい業種は、1位の電気・ガス・熱供給・水道から、4位の学術研究、専門・技術サービス業まで全く同じです。

よって高卒がTOP4の業種に就職すれば、大卒との生涯年収差が小さくなり、男女差も他業種よりも小さくなると期待されます。

一方大卒では男女で稼ぎやすい業種の傾向が異なり、2位の学術研究、専門・技術サービス業以外は順位が同じ業種はありません。

このことから生涯年収にこだわりたい大卒は、高卒とは違い男女で選ぶべき業種が異なると言えます。

生涯年収にこだわり転職するのなら、学歴別で狙う業種が異なることに注意が必要です。

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│大企業

高卒と大卒の生涯年収の違い│大企業の場合を紹介します

平均では6,000万円ほど差がついた高卒と大卒の生涯年収、従業員1,000人以上の大企業では学歴格差がさらに拡がるのかデータをチェックします。

大企業は高卒・大卒とも生涯年収が平均より3,000万円〜4,000万円ほど多い

まずは大企業における高卒・大卒別の生涯年収と平均との差を紹介します。

従業員1,000人以上
最終学歴
男性平均との差女性平均との差
高校卒2億5,450万円+4,170万円1億7,870万円+2,640万円
大学・大学院卒3億620万円+3,710万円2億4,890万円+3,160万円
大企業における学歴別の生涯年収と平均との差額

大企業では高卒・大卒ともに、男性では4,000万円ほど、女性では3,000万円ほど平均より多い生涯年収を得ています。

男性では高卒の方が大卒より平均との差が大きい傾向です。つまり大企業では平均よりも高卒の給与待遇が良いことがわかります。

逆に女性では高卒の方が大卒より平均との差が小さくなっています。女性の場合、大企業の方が管理職になる割合が多いことが推定要因です。

つまり、大企業では高卒・大卒ともに平均より多い生涯年収を得られ、高卒の給与待遇が平均より良く、女性が活躍しやすい環境と言えます。

大企業は高卒と大卒では生涯年収が5,000万円〜7,000万円も違う

従業員1,000人以上の大企業における高卒と大卒の生涯年収の差額を紹介します。

従業員1,000人以上
最終学歴
男性学歴による差額女性学歴による差額
高校卒2億5,450万円1億7,870万円
大学・大学院卒3億620万円+5,170万円2億4,890万円+7,020万円
大企業における学歴別の生涯年収と学歴による差額

大企業において高卒・大卒の学歴違いによる生涯年収を比較すると、男性は大卒が5,170万円、女性も大卒が7,020万円も高卒より多い傾向です。

平均と比較すると、男性は500万円ほど減額、女性は500万ほど増額しており、男女で逆の傾向が確認されます。

生涯年収の金額にこだわるなら学歴によらず男女とも大企業が有利です。しかし、女性の場合、大企業の方が学歴格差が大きい現実に注意が必要となります。

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│中企業

高卒と大卒の生涯年収の違い│中企業の場合を紹介します

高卒・大卒ともに平均以上の生涯年収を得られる大企業と比較し、中小企業では大企業との差額はどの程度か、平均と比較してどうかが気になります。

中小企業のうち比較的規模が大きい従業員100〜999人の中企業の実態を紹介します。

中企業の生涯年収で平均より1,740万円も下がるのは大卒男性

従業員100〜999人の中企業における高卒・大卒別の生涯年収と平均との差は次の通りです。

従業員100〜999人
最終学歴
男性平均との差女性平均との差
高校卒2億760万円−520万円1億5,240万円+10万円
大学・大学院卒2億5,170万円−1,740万円2億1,070万円−660万円
中企業における学歴別の生涯年収と平均との差額

中企業において、高卒女性は平均とほぼ同額の生涯年収を得られますが、高卒男性と大卒女性は500万円〜600万円ほど平均よりも減額になります。

平均との差額が大きいのは大卒男性で、1,700万円もの大幅な減額になっているのが現実です。

大卒が中企業へ就職・転職する際は、年収が平均よりも大幅減額になることを理解しないと、後悔することになります。

一方、高卒の男女および大卒の女性の場合、中企業の生涯年収は平均と比較しそれほど大きな差額にはなりません。

個人の裁量が増えやりがいを感じやすい、意思決定がスピーディーなどに魅力を感じる方は、ほぼ平均の生涯年収を得られる中企業が向いていると言えます。

中企業は高卒と大卒では生涯年収が4,000万円〜6,000万円も違う

従業員100〜999人の中企業における高卒と大卒を比較した生涯年収の差額は次の通りです。

従業員100〜999人
最終学歴
男性学歴による差額女性学歴による差額
高校卒2億760万円1億5,240万円
大学・大学院卒2億5,170万円+4,410万円2億1,070万円+5,830万円
中企業における学歴別の生涯年収と学歴による差額

中企業において高卒・大卒の学歴違いによる生涯年収を比較すると、男性は大卒が4,410万円、女性も大卒が5,830万円も高卒より多い傾向です。

大企業と比較すると、高卒と大卒との差額は男性では760万円ほど縮小し、女性では1,190万円も縮小しています。

つまり、中企業でも高卒と大卒とで学歴による生涯年収差はあるものの、差額は大企業より縮小しているのが中企業における生涯年収の特徴です。

高卒の場合、生涯年収の金額にこだわる方は大企業、大卒との差額にこだわる方は中企業が向いていると言えます。

生涯年収の平均を高卒・大卒で比較│小企業

高卒と大卒の生涯年収の違い│小企業の場合を紹介します

高卒・大卒ともに企業規模が小さいと生涯年収が少ない傾向です。中企業よりさらに規模が小さい企業では、どの程度の下がり幅になるのか気になります。

中小企業のうち規模が小さい従業員10〜99人の小企業の実態を紹介します。

小企業は高卒・大卒とも生涯年収が平均より2,000万円〜6,000万円ほど少ない

従業員10〜99人の小企業における高卒・大卒別の生涯年収と平均との差は次の通りです。

従業員10〜99人
最終学歴
男性平均との差女性平均との差
高校卒1億8,150万円−3,130万円1億3,320万円−1,910万円
大学・大学院卒2億850万円−6,060万円1億7,580万円−4,150万円
小企業における学歴別の生涯年収と平均との差額

小企業では高卒・大卒ともに生涯年収が平均より少ない傾向があり、高卒よりも大卒、女性よりも男性の方が大きな差額になっています。

中企業と比較しても差額が大きくなっており、従業員99人以下の小企業では生涯年収が厳しくなるのが現実です。

小企業への就職や転職を希望する方は、生涯年収が低いことを理解し、仕事内容やワークライフバランスの方を重視して選択する必要があります。

小企業は高卒と大卒では生涯年収が4,000万円〜6,000万円も違う

従業員10〜99人の小企業における高卒と大卒を比較した生涯年収の差額は次の通りです。

従業員10〜99人
最終学歴
男性学歴による差額女性学歴による差額
高校卒1億8,150万円1億3,320万円
大学・大学院卒2億850万円−2,700万円1億7,580万円−3,960万円
小企業における学歴別の生涯年収と学歴による差額

小企業において高卒・大卒の学歴違いによる生涯年収を比較すると、男性は大卒が2,700万円、女性も大卒が3,960万円も高卒より多い傾向です。

とはいえ、学歴による差額が男女ともに大企業や中企業よりも小さく、企業規模が小さくなると学歴による差額が小さくなる傾向がわかります。

小企業は社長や経営幹部の顔が見えて親しみを持ちやすく、職場環境もフレンドリーで良い傾向があります。

生涯年収は平均より少なくなりますが、学歴差や性別差が小さい環境で働きたい方には、マッチしていると言えるでしょう。

高卒と大卒の生涯年収差はなぜ生じるのか?

高卒と大卒の生涯年収差はなぜ生じるのか?について解説します

初任給の差が影響している?

高卒は大卒より4年早く働いているため生涯年収ではその分アドバンテージがあるはずです。

ところが現実は大卒に逆転されており、原因は初任給の差にあるかもしれません。

一般社団法人 労働行政研究所の報告によると、2022年度における全産業平均の初任給は次の通りです。

最終学歴初任給学歴による差額
高卒175,234円
大卒216,637円+41,403円
学歴別の初任給(全産業平均、2022年度)

大卒は高卒より4年遅れで入社して約4万円プラス、つまり高卒が大卒と同額になるには、毎年1万円ずつ給与アップする必要があり、現実は厳しい傾向です。

よって、大卒は入社時点で同世代の高卒より高額の給与を得ていると想定されます。

仮に初任給のまま給与額が変わらないとしても、大卒は17年後に高卒の累積年収を追い抜いてしまい、高卒が持つ4年間のアドバンテージはなくなります。

実際はもっと早い段階で追い抜いてしまうでしょう。

高卒と大卒の生涯年収に差が生じる原因の一つは、初任給の差と推定されます。

年齢による給与の上がり方が違う?

高卒と大卒の生涯年収に差がつく原因として、初任給の差に加え、その後の給与の上がり方が気になります。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 発行の「ユースフル労働統計 2021」から、「年齢間賃金格差指数」を紹介します。

年齢間賃金格差指数(男性)
年齢間賃金格差指数(男性)

20〜24歳を基準とした場合、高卒・大卒ともに20代では賃金上昇に顕著な差はありません。

しかし、30代以降は年令による賃金上昇の傾きに明らかな差があり、大卒の方が傾きが大きく、賃金のアップ率が高くなっています。

この大卒>高卒の傾向は、定年後の65〜69歳まで終身続き、生涯年収の差につながっていることがわかります。

年齢間賃金格差指数(女性)
年齢間賃金格差指数(女性)

女性の場合は男性よりも早く、25歳以降で高卒と大卒の差が現れ始め、大卒の傾きの方が大きくなっています。

高卒と大卒の差が終身続くのは男性の場合と同じです。

学歴の違いで年齢による賃金の伸びに差が生じ、高卒と大卒とで生涯年収の差につながっているのです。

生涯年収差を解消したいなら転職エージェント

高卒と大卒とで生涯年収に5,000万円以上も差があるのは事実、初任給の差と年令による上昇率の差はすぐに改善を期待できません。

高卒の方が大卒並みの年収を得るには次の2つの方法があります。

高卒が大卒並みの年収を得る方法
  1. 年収の多い大企業へ転職する
  2. 年収の多い業界へ転職する

たかがお金されどお金、仕事の価値は必ずしも年収で決まるものでは有りません。しかし、お金があれば困った時に自由に決められる選択肢が得られます。

生涯年収の問題は本人の努力によらず学歴によりある程度先が見えています。変えたいと思った時が行動する時、転職のタイミングと言えます。

転職を検討するなら、プロのサポートを無料で受けられる転職エージェントがおすすめです。

中でも『マイナビエージェント』は、20代・30代・第二新卒など若い世代に強い転職サイト、アドバイザーの対応が丁寧&熱心&早いことで定評があります。

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生涯支出は生涯年収の範囲内に収まるか?

生涯支出は生涯年収の範囲内に収まるか?

真面目にサラリーマンをしていると2億円ほど稼げる生涯年収、この範囲内で生涯支出は収まるのでしょうか?

サラリーマンの収入以外に副業が必要なのか、定年退職後も引き続き働き続ける必要があるのか気になるところです。

総務省が発表した「家計調査年報(家計収支編)令和3年(2021年)」のデータから計算してみます。

計算結果
  • 生涯支出:137,404,051+68,739,375=206,143,426【2億614万円
    定年まで:3,713,623×37年間=137,404,051(1億3,740万円)
    定年後 :2,749,575×25年間=68,739,375(6,873万円)
計算条件
  • 大卒後の22歳から定年の59歳までを二人以上の勤労者世帯とする
  • 定年退職後の60歳から日本人の平均寿命85歳までを二人以上の無職世帯とする

生涯支出は2億円ほどであり、生涯年収とほぼ同額になります。

生涯年収には年金を含んでいないので、サラリーマンで平均的な生活をしていれば、生涯支出を上回る収入が得られることになります。

つまり、生涯支出は生涯年収の範囲内に収まるのです。安心してサラリーマン生活をして問題ありません。

とはいえ、たまには海外旅行をしたい、都会に住みたいなど、平均以上の暮らしや贅沢をしたい人には、生涯年収が高い業種への転職がおすすめです。

【高卒と大卒の生涯年収】まとめ

✅高卒と大卒で男女とも生涯年収が6,000万円も違う

高卒と大卒で生涯年収を平均値で比較すると、勤務期間が4年間も短いにもかかわらず、男女とも大卒の方が6,000万円ほど多くの収入を得ています。

大卒は高卒より勤務期間が4年短いにもかかわらず、高卒の十数年分相当の年収を上乗せした生涯年収を得ている、生涯年収における学歴格差の実態です。
「平均で比較した高卒と大卒の生涯年収」について詳しくはこちら

✅大企業の生涯年収は平均より多いが学歴格差は変わらない

大企業では高卒・大卒ともに、男性では4,000万円ほど、女性では3,000万円ほど平均よりも多い生涯年収を得られます。

大企業においても高卒・大卒の生涯年収における学歴格差は解消されておらず、大卒は高卒より男性で5,170万円、女性で7,020万円も多い傾向です。
「大企業における高卒と大卒の生涯年収」について詳しくはこちら

✅中企業の生涯年収は平均より下がるが学歴格差はやや解消する

中企業においては、平均とほぼ同額の生涯年収を得られる高卒女性を除き、500万円〜1,700万円ほど平均よりも減額になります。

とはいえ、高卒と大卒の学歴格差は大企業よりは縮小され、男性は4,410万円、女性は5,830万円ほど大卒が多い傾向です。
「中企業における高卒と大卒の生涯年収」について詳しくはこちら

✅小企業の生涯年収は中企業より下がるが学歴格差はさらに解消する

小企業では高卒・大卒ともに生涯年収が平均より少ない傾向があり、高卒よりも大卒、女性よりも男性の減額幅が大きくなっています。

とはいえ、高卒と大卒の学歴格差は中企業よりもさらに縮小され、男性は2,700万円、女性は3,960万円ほど大卒が多い傾向です。
「小企業における高卒と大卒の生涯年収」について詳しくはこちら

✅高卒と大卒の生涯年収差は初任給と昇給カーブの差が原因

大卒は高卒より4年遅れで入社しても初任給は約4万円プラス、高卒が毎年1万円ずつ給与アップするのは、現実的に厳しく生涯年収差の要因になります。

さらに、30代以降は年令による賃金上昇の傾きに明らかな差があり、大卒は高卒よりも傾きが大きく、生涯年収差の大きな要因です。
「高卒と大卒の生涯年収差はなぜ生じるのか?」について詳しくはこちら

高卒が大卒並みの年収を得るには、年収の高い業界へ転職するのが一番です。

学歴ではなく本人の実力で給与が決まる業界へ、早めに転職する方が将来のために良いでしょう。

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