【ブログは副業禁止でもOK】バレるのはどんな時?
もっと豊かで余裕のある生活をしたい、スキルアップのためにお金が必要、会社の将来が不安など副業をしたい人は年々増えています。
とはいえ、副業を禁止している会社が多いのも事実、副業をしたがために本業でペナルティを食らっては本末転倒で元も子もありません。
会社にバレる心配がなく副業におすすめなのがブログです。どこか別の会社で働く訳でもなく、名前が出る訳でもなく、バレる心配がありません。
しかしながら、こっそりとやっていたはずのブログの副業が会社にバレて困っている人がいます。バレるのはどんな時でしょうか?
ブログの副業が会社にバレてしまう代表的な3つの事例を紹介します。
バレるきっかけ | バレるルート |
---|---|
確定申告忘れ | 税務署から会社へ連絡 |
住民税が多すぎる | 経理から上司 |
副業を自慢する | 同僚から上司や人事 |
副業で会社からの給料の他に20万円を超える収入があれば、税務署へ確定申告する義務があります。
申告の義務を知らなかったり、知っていてもバレないだろうと思って申告しないと、税務署から会社へ催促が来てしまいバレるきっかけとなるのです。
副業収入がバレていないと思っているのはあなただけ、支払い元は経費として計上しているため、税務署にバレているのです。
副業収入の確定申告を忘れずにしている人でも、納税方法を会社経由の特別徴収にしていると、給与から計算される税額と副業での税額の合算が天引きされます。
あまりにも多い住民税の金額に、給与計算している経理社員が気づき、副業がバレるきっかけとなるのです。
副業のブログか軌道に乗り副収入が得られると、うれしくなり誰かに話したくなるものです。
同僚や親友にこっそり話したつもりが、そばで誰かに聞かれていたり、ひがんだ同僚が上司に密告しバレるきっかけとなってしまいます。
ブログ副業がバレるのは、住民税と自慢話、副業禁止の会社に勤務している人は十分に注意しましょう。
【ブログは副業禁止でもOK】バレない対策とは?
副業を禁止している会社で、ブログのことをバレないようにする対策はあります。バレてしまう事例の逆をすれば良いだけです。
具体的なバレない対策は次の通りです。
バレ経路 | 対策 |
---|---|
税務署から会社 | ブログ収入の確定申告をする |
経理から上司 | 住民税は自分で納付する |
同僚から上司 | ブログの話は外ではしない |
社員から上司 | ブログでは実名を出さない |
ブログを始め収入を得られたら、たとえ金額が20万円未満でも確定申告する習慣をつけましょう。習慣化されれば忘れの心配はありません。
確定申告する際には、住民税の納付方法が「自分で納付」になっているか必ずチェックします。くれぐれも「特別徴収」に○を付けてはいけません。
上司への内部告発がないように、ブログの話は、会社はもちろんのこと外ではしないように心がけます。どこで誰が聞いているかわかりません、慎重すぎる方が良いのです。
珍しい名前の人はもちろんのこと、佐藤さんや田中さんなどよくある名字の人でも、ブログでは実名や関係者が気づくような名前は避けるべきです。
油断せずしっかりとバレ対策すれば、会社にブログの副業がバレることはありません。ブログは誰でも取り組みやすい安心安全な副業なのです。
【ブログは副業禁止でもOK】注意すべきブログ収入はどれくらい?
副業で成功しブログ収入を得られたら、心配になるのが税金のことです。
どうせバレないだろうと申告を怠ると、脱税になり「無申告税」「延滞税」「重加算税」が課せられ本来支払うべき税金以上の金額を請求されてしまいます。
注意すべきは、サラリーマンの場合、20万円を超えない収入は申告しなくても良いのでは?と言う勘違いです。
20万円を超えない収入は確定申告しなくて良いのは正しいですが、住民税の申告は必要になります。
ややこしいので、ブログの副収入がある人は金額に関わらず確定申告することをおすすめします。確定申告すれば、別に住民税を申告する必要はありません。
【ブログは副業禁止でもOK】会社はなぜ副業禁止するのか?
そもそも十分な給料をもらえていないから副業しているのに、会社はなぜ副業を禁止するのでしょうか?
従業員が満足できる給料を支払えないのなら、副業を認めてほしいものです。
日本経済新聞社が調査した「働き方改革に関する企業の実態調査」から、会社が副業を禁止する理由を紹介します。
順位 | 理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 本業がおろそかになる | 63.2% |
2位 | 情報漏えいのリスク | 56.8% |
3位 | 競業、利益相反の懸念 | 49.5% |
4位 | 長時間労働につながる | 41.1% |
5位 | 労務・労働時間管理上の不安 | 31.6% |
6位 | 人材流出のリスク | 27.4% |
7位 | 労災基準が不明確になる | 15.8% |
6割を超える会社が、本業への影響を心配して副業を禁止しています。副業を許可すると、本業がおろそかになると考えているのです。
副業でブログを書くサラリーマンは、作業の中心は帰宅後になります。くれぐれも徹夜など無理しないように注意すべきであり、業務中の執筆は論外です。
情報漏えいや利益相反はあってはならないこと、できればブログのテーマは、趣味など本業と関係のないことにした方が、万が一の時に疑われずに済みます。
副業も労働の一部と考えれば、副業すればブラック企業の従業員になってしまいます。これを悟られないよう、副業を始めたら本業に精を出す必要があるのです。
会社が副業を禁止したい理由は、ごもっともな項目がほとんどです。副業する人は、今まで以上に本業を一生懸命に取り組む姿勢が大切といえます。
【ブログは副業禁止でもOK】まとめ
✅ブログの副業がバレるのは税金と自慢話
副業のブログが会社にバレるのは、確定申告しなかったり、住民税の支払いを特別徴収から自分で支払うに変更していなかったりした場合です。
加えて、副業で収入を得た嬉しさを会社で同僚に話すと、内部告発につながるキケンがあり注意が必要です。
✅ブログの副業はしっかり対策すればバレない
副業の中でもブログはしっかりと対策すれば会社にバレにくい仕事です。油断せずにしっかりと対策しましょう。
確定申告して住民税の支払いを自分で支払うに変える、外でブログの話は一切せず、実名をブログに載せないことで、バレずに副業できるのです。
✅ブログ収入を得たら確定申告すべき
サラリーマンが副業で20万円を超える収入を得た場合、確定申告が必須となります。
注意すべきは、20万円を超えていなくても住民税の申告は必要であること、収入額に関わらず確定申告をおすすめします。
✅会社は本業への影響から副業禁止にしている
会社が副業を禁止しているのは、本業への悪影響と情報漏れを懸念しているのが理由です。
副業する人は、今まで以上に本業に一生懸命取り組むのはもちろんのこと、ブログのテーマは本業と関係ない方が無難と言えます。
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