【ブラック企業の面接】見分け方
誰もが入社したくないブラック企業、とはいえ、求人票からブラックかどうかを見分けるのは至難の業です。知らぬうちに面接まで進んでしまうこともあります。
実際に企業へ訪問し、従業員でもある面接官と直接話できる面接は、ブラック企業を見極めるラストチャンスです。
しっかりと見分けてブラック企業への入社を未然に防ぎましょう。面接におけるブラック企業の見分け方をフェーズごとに紹介します。
ブラック企業の見分け方①│面接開始前のチェック
面接でブラック企業を見分けるための、面接開始前のチェックは次の通りです。
面接試験で会社を訪問したら、まずは会社の雰囲気を感じてみます。人の直感は意外に当たるものです。なにか違和感を感じたら要注意と言えます。
控え室へ入る前に共用部の清掃状態をチェックします。共用部は社員の態度や姿勢が反映されやすい場所、ブラック企業では汚いことが多い傾向です。
特にトイレは分かりやすく、用がなくてもチェックをおすすめします。
面接開始時間になっても呼び出しがないなど、時間にルーズなのも要注意、面接試験を重要視していない、つまりどうでも良いと考えている証拠です。
ブラック企業の見分け方②│面接中のチェック
面接でブラック企業を見分けるための、面接中のチェックは次の通りです。
面接試験が始まったら面接官からの質問内容に着目します。仕事や将来のキャリアプランに関する質問が多いと思いきや個人的な質問が多いときは要注意です。
結婚感などプライベートな質問は個人情報などに配慮していない証拠、時代錯誤の会社でありブラックの可能性が高いと言えます。
できるまでやり抜いた武勇伝や、根性で達成したなどの話をする面接官は要注意、企業風土が昭和から変わっていないブラックの確率が高いです。
面接官と入社希望者とで立場が違うとは言え、高圧的な態度の面接官はその態度が日常の可能性が高いと言えます。入社を辞退した方が無難でしょう。
ブラック企業の見分け方③│面接後のチェック
面接でブラック企業を見分けるための、面接後のチェックは次の通りです。
面接が無事に終了したら、実際に面接時間をチェックします。
30分以下など極端に短い場合は、面接を重要視していない、早く終わらせて仕事も戻りたいと考えている可能性が高く要注意です。
自分としても納得のいく面接内容でなければ、入社を考え直したほうが良いと言えます。
【ブラック企業の面接】やばい会社とは
ブラック企業とうわさされている企業の全てが本当のブラック企業とは限りません。
口コミや評判はネガティブな内容ほどその人の感情に影響されるケースが多く、必ずしもブラックコメントが真実ではないこともあります。
とはいえ、次に当てはまる企業はブラック確定のやばい会社です。
ワークライフバランスの重要性に着目している世の中のトレンドに反し、長時間労働や残業を強制する企業はブラック確定と言えます。
ましてや、残業がサービスだったり、パワハラ上司がいるとうわさされている職場は、やばい会社の可能性が高く辞めたほうが良いでしょう。
入社前の約束と違う部署に配属したり、仕事のノルマが厳しすぎるのもやばい会社の特徴、うわさをキャッチした時点で転職候補から外すべきです。
【ブラック企業の面接】口コミで見分ける
ブラック企業は面接試験で見分けられるとは言え、できれば早めに判断して見切りをつけたいものです。
そんなときに役立つのは元従業員の口コミや評判です。実際に働いた人のコメントは信頼性と説得力があります。
元従業員の口コミは、日本最大級の口コミプラットフォーム『enライトハウス』、1400万件の年収・口コミ情報がある『openwork』で見つかります。
入社前に求人評価やホームページからはわからない会社の実態を知り、早めにブラック企業を排除しましょう。
また同業者からの評判や口コミも重要な判断材料になります。同業者だからこそブラック企業の実態に詳しいケースがあるのです。
友人や知人に同業者がいれば、応募企業に関する評判やイメージを聞いてみると良いでしょう。
【ブラック企業の面接】求人で見分ける
ブラック企業のために貴重な時間を使うのはもったいありません。できれば求人をチェックするときにブラックに気づきたいものです。
面接まで進んでしまうことなく、求人の段階でブラック企業に気づく方法を7つ紹介します。
求人票で確認できる給与は同業他社と比較します。極端に高いもしくは安い場合や、金額に幅がある場合はブラックの可能性が高く要注意です。
求人票にウソを掲載するとトラブルになるため、ブラック企業では曖昧な表現にする傾向があります。仕事内容などで不明確な表現が多いのはブラックの証です。
求人の掲載頻度が多かったり、募集人数が多すぎるのは、ブラックが原因で退職する社員が多い可能性があり、転職先の候補から外した方が良いです。
試用期間が長すぎて、なかなか社員として扱ってくれない企業は、そもそも正式採用の意思が低いと言わざるを得ないブラック企業といえます。
ブラック企業は労働基準の関係法令を無視した働き方を従業員に強制しています。厚生労働省のホームページで違反企業をチェックできます。
就職四季報で3年後離職率や平均勤続年数をチェックすると、従業員がすぐに辞めている実態がわかります。
定着率が低い企業はブラックの可能性が高いのは言うまでもありません。
日々の業務が忙しく、求人情報などを十分に調査する時間の確保が難しい人には、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、あなたに代わりブラック企業を排除して求人を紹介してくれる、安心な転職支援サービスです。
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