【転職の費用】転職エージェントや引っ越しで貯金はどのくらい必要？

【転職の費用】どれくらい？
【転職の費用】貯金は必要？
【転職の費用】引っ越しの費用は？
【転職の費用】転職エージェントはいくら？
【転職の費用】まとめ

【転職の費用】どれくらい？

今の仕事がつらい、やりたいことが見つかったなど、現状を変えたいと思うことが、転職を目指すきっかけとなった人が多いことでしょう。

鉄は熱いうちに打て、とのことわざがある通り、未来に向けた熱い思いが湧き上がったタイミングで転職活動を始めるのは良いことです。

しかし、忘れてはいけないのがお金のこと、転職活動中や転職により新たに発生する費用はどれくらいかなのか、事前に知り準備しておくと困りません。

転職活動中に必要な費用は、在職中に転職活動を行うか、退職してから行うかで異なります。それぞれの項目は次の通りです。

必要項目	在職中の転職	退職後の転職
生活費	○	○
税金	ー	○
社会保険料	ー	○
履歴書関連費	○	○
WEB面接関連費	○	○
交通費・宿泊費	○	○
面接用の身だしなみ費	○	○

転職活動中に必要な費用

転職活動中も日々の生活は続きます。在職中であれば転職活動を始めると変わりませんが、退職後に転職活動する人は貯金を取り崩すことになります。

住民税などの税金や年金・健康保険などの社会保険の費用は、在職中であれば給与天引きで変わりませんが、退職後は自分で支払う必要があるため要注意です。

履歴書などの応募書類作成に必要な費用が、用紙代・プリンター代・郵送代などです。WEBでなく紙での提出を求める企業もあり準備した方が良いでしょう。

コロナ禍の影響もありほとんどの企業がWEBで面接しています。パソコンやカメラ、通信環境などWEB面接に十分なスペックにする必要があります。

面接を対面でする場合、応募企業までの交通費や遠方の場合は宿泊費も必要です。企業側が負担してくれるケースが多いですが、念のため準備しましょう。

WEBでも対面でも面接で好印象を持ってもらえる身だしなみが必要です。ヨレヨレのスーツや汚れた靴しかない人は新調用の費用が必要となります。

転職で必要になる費用は、在職中の活動か退職してからか、さらには個々人の状況により異なります。

その場になってあわてないためにも、事前に確認し余裕を持って準備しておくことが大切です。

【転職の費用】貯金は必要？

転職活動にはある程度の費用が必要になることは理解したけど、気になるのは具体的な金額、貯金はどれくらい必要なのか気になります。

転職活動を開始したは良いが、資金ショートで中断してはせっかくのチャンスを逃すことになりかねません。事前に情報を知り準備が大切です。

「リクナビNEXT」が調査した、先輩転職者が必要と思う貯金額のアンケート結果を紹介します。

必要貯金額	在職中の転職	退職後の転職
〜10万円	40.9％	32.0％
10〜50万円	28.1％	25.0％
50〜100万円	15.8％	18.0％
100〜200万円	4.9％	8.6％
200万円〜	5.9％	10.9％

先輩転職者が必要と思う貯金額

在職中、退職後ともに最も多いのが10万年未満で3〜4割、50万未満になると6〜7割の人が該当しています。

つまり既にWEB面接に必要な機材やネット環境、面接に耐えうる身だしなみの準備ができている人は、転職活動用の貯金はそれほど必要ないと言えます。

とはいえ、万が一のことを考えて給与の1ヶ月分くらいの貯金は準備しておいた方が良いでしょう。

また気をつけたいのが、退職後の転職の回答には、生活費や税金などが含まれていないことです。

「マイナビ」が調査した転職活動に要した期間を紹介します。

転職活動期間	割合	累計
〜1週間	8.5％	8.5％
1〜2週間	13.9％	22.4％
2週間〜1ヶ月	23.3％	45.7％
1〜2ヶ月	23.0％	68.7％
2〜3ヶ月	11.5％	80.2％
3〜6ヶ月	8.4％	88.6％
6ヶ月〜1年	6.9％	95.5％
1年〜	4.5％	100％

転職活動に要した期間

先輩転職者の8割が3ヶ月未満、9割を超える人が1年未満に転職先から内定を得ています。

よって、退職後に転職活動する方は、最低でも3ヶ月分、できれば1年分くらいの生活費相当の貯金があれば、お金の心配をせずに活動できるのです。

【転職の費用】引っ越しの費用は？

転職を機会にUターンやJターンを考えている人、やりたい仕事を優先し勤務先はどこでも良いと考えている人もいることでしょう。

このように転居が必要になる転職では引っ越しの費用も気になるところです。

一般的に引っ越しに必要な費用は、家賃の4ヶ月分（礼金・敷金・仲介手数料・家賃）＋引っ越し代となり、高額な貯金が必要となります。

企業によっては、社宅や寮として住宅があったり、家賃補助があったり、引越し費用を負担してくれる福利厚生を利用できるケースがあります。

引っ越しの費用が気になる人は、応募企業を決める際に住宅関連の福利厚生を必ずチェックしましょう。

内定を受け取った後に、引っ越し費用は全部自己負担と知り、貯金がないため内定辞退となっては、元も子もありません。

引っ越しを伴う転職を希望する人は、全額自己負担するつもりで十分な貯金額があるか、さもなくば住宅関連の福利厚生がある企業に限定することが必要です。

【転職の費用】転職エージェントはいくら？

一人で転職活動する人より、様々なサポートを受けられ、非公開求人を紹介してもらえる転職エージェントを利用する方が増えています。

特に初めて転職する人は、それぞれのフェーズでやるべきことをアドバイスしてもらえる、エージェント利用がおすすめです。

マンツーマンでサポートしてくれるエージェントの存在は有り難いですが、費用のことが気になり利用をためらう人がいるかもしれません。

結論として転職エージェントの利用では、費用の心配は一切必要ありません。どのエージェント会社でも転職希望者は無料で利用できます。

とはいえ、エージェントはボランティア活動ではなく、費用は転職先の企業が支払う仕組みのため、転職希望者は無料で利用できるのです。

仮に途中で転職をやめたとしても、複数のエージェントを利用したとしても、利用者への費用の請求は一切なく安心して利用できると言えます。

完全無料でサポートしてくれる転職エージェント、メリットが多く有り、利用しないのはもったいありません。

【転職の費用】まとめ

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