【40代転職はなんとかなる？】退職できる？40代後半で未経験は厳しい転職活動

【40代転職はなんとかなる？】厳しい？

終身雇用が崩壊し転職が当たり前になった時代、とはいえ『doda』の調査によると転職成功者の平均年齢は31.7歳であり40代は気になるところです。

結論として、40代の転職はなんとかなる！、過去5年間の40代の正社員転職率が男女ともに上昇傾向であることが証明しています。

年	40代男性	40代女性	全年齢
2016年	2.2％	3.6％	3.7％
2017年	2.8％	3.9％	4.2％
2018年	3.1％	6.2％	5.3％
2019年	4.5％	6.5％	7.0％
2020年	3.8％	4.3％	4.9％
2021年	4.8％	5.1％	7.0％

正社員転職率

5年前と比較すると、男性は2.6ポイント・女性は1.5ポイント正社員転職率が上昇しています。

転職者の平均年齢は31.7歳であり、転職市場のメインは30代になりますが、40代の転職市場も確実に増えていると言えるのです。

40代の転職が厳しいと言われるのは30代と比較しての話、転職市場には40代への要望もあり、40代での転職でもなんとかなります。

40代の転職市場も年々伸びており、40代でもなんとかなります。とはいえ、40代後半になると特に男性は前半より厳しくなる現実が待ち受けています。

厚生労働省が発表した「令和３年雇用動向調査」より、40代の転職入職率を紹介します。

年齢	男性	女性
40〜44歳	5.4％	8.6％
45〜49歳	4.5％	8.4％

40代の転職入職率

40代の前半と後半を比較すると、女性は0.2ポイント減でほぼ変化はありませんが、男性は0.9ポイントも減少し厳しい状況になっています。

さらに賃金の観点でも40代後半の転職は前半よりも厳しくなると言わざるを得ません。「令和３年雇用動向調査」のデータから紹介します。

年齢	1割以上の減少	1割未満の減少
40〜44歳	15.5％	8.0％
45〜49歳	20.3％	8.5％

転職入職者の賃金変動状況

40代の前半と後半を比較すると、40代後半は転職後に1割以上も賃金が減少するケースが、4.8ポイントも増加しています。

40代の転職は転職市場の伸びによりなんとかなるものの、早めの決断が成功の近道であることは間違いありません。

思い立ったが吉日で、転職のことが気になる40代はすぐに行動し、転職サイトで希望する業種・職種での求人情報チェックをおすすめします。

一般的に40代の中途採用では、即戦力となる経験やスキルに加え、組織をまとめるマネジメント力も求められます。

そのため、未経験分野への転職では、即戦力とならないばかりか、マネジメント力も期待できないため厳しいのが現状です。

40代の転職をなんとかするには、今まで勤務した実績のある業種・職種の求人から選ぶのが必須となります。

とはいえ、ライフステージの変化により通勤可能な企業が未経験業種しかないケースなど、やむを得ないこともあるでしょう。

40代が未経験で転職するには、「パーソナルスキル」と「ポータブルスキル」をアピールするしかありません。

専門的や経験やスキルはないものの、どんな仕事にも共通する経験やスキルを持っており、短期間で戦力になれることをアピールするのです。

「パーソナルスキル」とは、コミュニケーション力やリーダーシップなど人間的側面のスキルのこと、組織が代わっても応用できるスキルです。

「ポータブルスキル」とは、論理的な思考力や課題解決能力など持ち運び可能なスキルのこと、新しい仕事でも役立つこと間違いありません。

40代の転職をなんとかするには、ケースバイケースで企業の採用担当者に響く最適なアピールが必要です。

40代の転職をなんとかするには、早めに転職を決めること、経験やスキルに加えマネジメント力もアピールすることが大切です。

この条件を満たすおすすめの転職活動は、転職エージェントを活用することです。

転職エージェントなら、多くの人が3ヶ月以内に内定を獲得しており、転職活動が長引き年齢とともに条件が不利になることはありません。

エージェントを活用すると、面談にてキャリアの棚卸しをフォローしてくれ、企業へアピールすべき自身の強みが明確になります。

やむを得ず未経験分野へ転職するケースでも、エージェントとの面談により自分では気づきにくいパーソナル＆ポータブルスキルを教えてくれます。

40代の転職でなんとかするには、プロのサポートを活用するのが最もかしこいやり方です。

転職エージェントの利用料は無料、活用しない理由はありません。